初めて車を売る方にとって、査定は「何をされるかわからなくて不安」ですよね。この記事を読めば査定の流れと見られるポイントが事前にわかるので、当日慌てずに済みます。
「査定ってどんなことをするの?」「何を見られるんだろう?」と不安に感じる方も多いと思います。
✅ 結論から言うと、車査定は外装・内装・エンジン・事故歴・整備履歴などを総合的に確認して価格を決めます。査定自体は20〜30分程度で終わることが多いですが、最終的な査定額を決めるためには中古車部の承認が必要なケースもあり、価格提示まで1時間程度かかることもあります。
この記事では、
- 車査定の基本的な流れ
- 実際に見られるポイント
- 査定前にやっておくと良いこと
を元ディーラー営業の視点から解説します。
車査定の基本的な流れ
一般的な車査定の流れは次の通りです。
| ステップ | 内容 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| ① 査定の申し込み | 受付・基本情報のヒアリング | 5分程度 |
| ② 車両の状態確認 | 実車チェック(外装・内装・エンジンなど) | 約20〜30分 |
| ③ 価格算出 | 中古車部でのデータ照会・承認作業 | 20〜30分 |
| ④ 査定額の提示 | 担当者からの金額提示・説明 | トータル1時間程度 |
| ⑤ 売却の判断 | その場で決めず、持ち帰っての検討もOK | — |
査定自体は20〜30分ほどで終わることが多いですが、価格算出のために社内確認を行うため、提示までに時間がかかる場合があります。
車査定でチェックされるポイント
査定では主に次のポイントが確認されます。
| チェック項目 | 主に確認されるポイント | 査定への影響・ワンポイント |
|---|---|---|
| 外装 | キズの大きさ(名刺・A4・それ以上)、凹み | 爪が引っかかる深いキズはマイナス評価になりやすい |
| 内装 | シートの擦れ・シミ、車内の匂い | ペットやタバコ(電子含む)の匂いは特に厳しく見られる |
| エンジン | 異音、アイドリング状態、警告灯 | チェックランプが点灯したままだと減点対象に |
| 修復歴 | フレームの修理跡、塗装の波打ちなど | 過去の事故歴は隠さず申告するのがベスト |
| 整備履歴 | 整備記録簿の有無、法定点検の実施状況 | 1年点検をしっかり受けているとプラス査定になることも |
それぞれ詳しく見ていきます。
外装チェック(キズの大きさが基準)
外装のキズは、主に大きさで判断されることが多いです。目安としては次の3種類です。
- 名刺サイズ:軽微なキズとして扱われることが多い
- A4サイズ:修理費が発生し、査定額に影響しやすい
- それ以上:大きく減点対象になる
また、キズの種類も重要です。爪が引っかかるキズか、表面的な擦り傷かによって修理費が変わるため、査定額も変わります。
内装チェック(汚れ・匂い)
内装では次のポイントを重点的に確認します。
- シートの擦れ
- 汚れやシミ
- 匂い
特に影響が出やすいのが匂いです。喫煙車・ペットの匂いなどは査定額に影響することがあります。電子タバコでも、非喫煙者には匂いが分かることがあります。またペットの毛や匂いは落ちにくいため、査定ではかなり重点的に確認されます。
💡 小さいお子さんを乗せる場合は、シートカバーを使う・チャイルドシート下にマットを敷くなどの対策をしておくと良いです。
エンジンチェック
エンジンでは主に次の点を確認します。
- 異音がないか
- メーターの警告灯
- アイドリング状態
チェックランプが点灯している場合は、査定額が下がる可能性があります。気になる警告灯がある場合は、査定前に確認しておきましょう。
修復歴・事故歴
査定前には事故歴の聞き取りを行います。事故歴がある場合は修理箇所・フレーム状態・塗装の状態などを確認します。
事故歴がない場合でも、塗装の波打ち・フレーム修理跡などは確認します。ただし、上手な板金修理の場合は見抜くのが難しいこともあります。
🔍 元ディーラー営業の体験談:実際に、過去に水没車としてオークションに出ていた車を査定したことがありますが、見た目では分からないレベルで修理されていました。そのお客様自身も水没車と知らずに購入していたため、結果的に中古車部が損失を負ったケースもありました。事故歴は隠さず申告するのが、最終的には売り手にとっても得策です。
整備履歴
査定では整備履歴も確認します。特に重要なのが分解整備記録簿(整備記録簿)です。そこには点検履歴・修理履歴・部品交換などが記録されています。また、1年点検(法定点検)をしっかり受けている車は、査定が少し上がるケースもあります。
査定前にやっておくと良いこと
洗車
車が汚れていると、キズなのか汚れなのか判断しにくいため確認に時間がかかります。また、外装や内装が明らかに汚れている場合は営業側の心象が良くないこともあります。軽く洗車しておくだけでも印象は変わります。
車内清掃
特に確認されるのはゴミ・匂い・シート汚れです。簡単な掃除だけでも十分です。
査定時に必要なもの
査定時に特別な書類を準備する必要はありません。車に通常保管されている次の書類があれば問題ありません。
| 書類 | 保管場所の目安 |
|---|---|
| ✅ 車検証 | グローブボックスなど |
| ✅ 自賠責保険証 | 車検証と一緒に保管が多い |
| ✅ リサイクル券 | 車検証と一緒に保管が多い |
| ✅ 整備記録簿(分解整備記録簿) | グローブボックスなど |
まとめ
車査定では外装・内装・エンジン・事故歴・整備履歴などを総合的に確認して価格が決まります。査定自体は20〜30分ほどですが、価格提示まで1時間程度かかることもあります。
査定前には洗車・車内清掃・書類確認をしておくだけでも印象が良くなります。また、査定額は業者によって差が出ることもあるため、相場を確認してから売却を判断することが大切です。
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