「車検っていくらかかるの?」と調べると、金額がバラバラで結局よくわからない、という経験はありませんか?それは車検費用が3つの構造でできているからです。この記事では、軽自動車・普通車それぞれの相場と内訳を元ディーラー営業マンがわかりやすく解説します。
まず結論|あなたの車検はいくらかかる?
- 軽自動車 → 約5万円〜9万円
- 普通車(1.5t未満) → 約8万円〜14万円
※部品交換が重なると増加
なぜこれほど幅があるのか?それは、車検費用が「3つの構造」でできているからです。
車検費用の3つの構造
- ① 法定費用 → 国へ支払う費用。どこでも同額
- ② 基本料 → 店舗の技術料。店ごとに差がある
- ③ 整備費 → 部品・工賃。車の状態で変動
安くできるのは②と③だけです。
① 法定費用(制度に基づく金額)
自賠責保険料(24か月)
- 普通車:17,650円
- 軽自動車:17,540円
自動車重量税(2年分)
- 軽自動車:6,600円
- 普通車(1.5t未満):24,600円
※13年超で増税 ※18年超でさらに増税
印紙代(検査手数料)
- 指定工場:約1,800円
- 認証工場:約2,200〜2,300円
法定費用合計
- 軽自動車:約26,000円
- 普通車:約44,000円
ここが最低ラインです。どの店で受けても、この金額は変わりません。
② 車検基本料の相場
- 軽自動車:15,000〜35,000円
- 普通車:20,000〜45,000円
③ 整備費用(変動要素)
- オイル交換:3,000〜8,000円
- ブレーキパッド:10,000〜20,000円
- バッテリー:20,000〜40,000円
- タイヤ4本:60,000〜120,000円
あなたの車検費用診断
以下の質問に「はい」が多いほど、費用は上がりやすいです。
- □ 7年以上経過している
- □ 走行距離が7万km以上
- □ タイヤを3年以上交換していない
- □ バッテリーが4年以上未交換
- □ ブレーキ鳴きがある
診断結果の目安:
- 0〜1個:5〜8万円
- 2〜3個:8〜11万円
- 4個以上:10万円超の可能性
※あくまで一般的な傾向です。
ディーラーと専門店の違い
- 基本料:ディーラーは高め、専門店は低め
- 部品:ディーラーは純正中心、専門店は社外品も可
- 整備方針:ディーラーは予防重視、専門店は必要最低限
車検の流れ
- 予約 → 繁忙期(3月・9月)は早めに
- 見積もり → この時点で断ってもOK
- 入庫 → 代車が必要な場合は事前に相談
- 24か月点検 → 法律で義務付けられた点検
- 整備 → 必要な部品交換はここで実施
- 検査 → 国の基準を満たしているか確認
- 納車 → 整備内容の説明を必ず受ける
通常1日〜2日で完了します。
よくある疑問
車検費用が高く感じる理由は?
税金が含まれていること、2年分をまとめて払うこと、消耗品の交換が重なることが主な理由です。
車検は何年ごと?
新車は3年、以降は2年ごとです。
車検は何日かかる?
指定工場なら1日、認証工場なら1〜2日が目安です。
どこで受けるのが安い?
法定費用はどこでも同額です。差が出るのは基本料と整備費。複数店舗で見積もりを取るのが最も確実です。
車検が高額になるケースは?
10年以上経過・走行10万km前後・タイヤ未交換・整備履歴不明などが重なると高くなりやすいです。
まとめ
車検費用は、
- ① 法定費用(固定)
- ② 基本料(店舗差)
- ③ 整備費(車両差)
で決まります。比較すべきは「法定費用以外」の部分です。
そして車検は、費用を払うだけの手続きではありません。「あと2年どう乗るか」を考える絶好のタイミングです。
車検のたびに費用が気になる方は、車検・税金・メンテナンス費用がすべて月額に含まれる距離で支払うマイカーリース【エンキロ】も選択肢として検討してみてください。維持費の不安から解放されます。
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