「新車を買ったからコーティングしようか迷っている」「コーティングって本当に効果あるの?」「洗車機と手洗い、どっちがいい?」
こういった相談は営業時代にもよくありました。この記事を読めば、コーティングの正しい選び方・洗車の基本・梅雨前にやるべき理由が一通りわかります。「とりあえずディーラーに任せておけば大丈夫」という思い込みから卒業できます。
この記事では、元ディーラー営業の視点で以下を解説します。
- 新車でも油断できない輸送中の汚れの現実
- コーティング施工で下地処理が重要な理由
- ディーラーコーティングの本音
- コーティングの種類と注意点
- 梅雨前にコーティングをすすめる理由
- 洗車機vs手洗いの本音
新車でも油断できない「輸送中の汚れ・傷」の現実
まず知っておいてほしいのがこれです。
新車というのは必ずどこかの工場で作られて、各販売店へさまざまな方法で輸送されています。出荷時点では問題がなかったとしても、輸送している間に目に見えないような傷がついてしまったり、鉄粉や汚れが付着してしまっているケースは多々あります。
つまり、新車=完璧な状態とは限らないということです。だからこそコーティング施工前の下地処理がかなり重要になります。
💡 元営業のひと言
ディーラーでも納車前に洗車・傷チェックはしますが、見落としがゼロとは言えません。コーティング前に業者が下地処理をしてくれるかどうか、必ず確認しましょう。
コーティング施工で下地処理が重要な理由
コーティングというのは、メーカー施工を謳っているものであろうが、必ず工場出荷後にどこかの施工場所で行われています。
施工前に洗車は当然どこでも行いますが、洗車に加えて下地の磨きをするかどうかで、洗車で取りきれなかった汚れの上にコーティングが乗ってしまうかどうかが決まります。
| 施工内容 | 仕上がり | コーティングの持ち |
|---|---|---|
| 洗車のみ | 汚れが残りやすい | 短くなりやすい |
| 洗車+下地処理(磨き) | クリアな状態で施工できる | 長持ちしやすい |
汚れの上にコーティングをかけても、コーティングの持ちは短くなります。必ずコーティング施工を頼む場合は、下地処理をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
ディーラーコーティングの本音
ここは正直に書きます。
ディーラー系のコーティングは、大概が下地処理まではしていないケースが多いです。パッと見た時のツヤはガラス系のコーティングだと綺麗に見えますが、将来的なコーティングの持ちや仕上がりのクオリティを考えると、施工業者はきちんと選んだ方がいいと思います。
コーティング自体はしておくべきですが、どこに頼むかはよく調べて選ぶことをおすすめします。
コーティングの種類と特徴
コーティングの種類は大きく分けると撥水と親水の2種類があります。今の主流は撥水タイプです。
| 種類 | 水の動き | 特徴 |
|---|---|---|
| 撥水コーティング | 水が水滴になって弾かれる | 走行中に流れやすい。停車中の水滴に注意が必要 |
| 親水コーティング | 水が広がって流れる | 水滴が残りにくくシミになりにくい |
撥水コーティングのシミ問題
撥水コーティングには注意点があります。水滴になった雨などがそのままボディの上で揮発してしまうと、そこがシミになってしまうことがあります。
雨にしろ水道水にしろ、純水でない限り水には不純物が混じっています。夏場など暑い時期は特に、不純物が混ざった水がボディの上で蒸発してしまうとコーティングをしていてもシミの原因になります。また黄砂や花粉なども同様にシミ汚れの原因になります。
走行して水が飛んでいく状態であれば問題ありませんが、駐車中に水滴が乾いてしまうような状況には注意が必要です。
梅雨前にコーティングをすすめる理由
梅雨時期になると雨が多くなりますが、梅雨が明けると一気に気温が上がります。ボディに水滴が残らないようにするためにも、春〜夏にかけてコーティングをしておくのはおすすめです。
🌧️ 梅雨前コーティングのポイント
- 梅雨入り前(4〜5月)がベストタイミング
- 梅雨明け後は高温で水滴が蒸発しやすくなる
- コーティング後もメンテナンスは継続が必要
ただしコーティングをしておけば何もしなくていいというわけではありません。コーティングはあくまで保護の手助けをするものです。定期的なケアは引き続き必要です。
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洗車機vs手洗い、結局どっちがいい?
これもよく聞かれる質問です。結論から言うと、手洗い洗車の方がコーティングには優しいです。ブラシがボディに当たらないため、コーティングの持ちが良くなります。
| 洗車方法 | コーティングへの影響 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 手洗い洗車 | 優しい・コーティングが長持ちしやすい | 時間に余裕がある人・コーティングを長持ちさせたい人 |
| 洗車機 | ブラシの摩擦がある | 時間がない人・定期的に通える人 |
ただし、手洗いだとなかなか時間が取れない場合は、間隔を空けた手洗いよりも定期的に洗車機で洗車する方がボディには優しいです。汚れをためる方がよくありません。
そして洗車をしたときには必ず拭き上げを行い、コーティングのメンテナンス剤などがあればその時に塗り直すなどの対策を行えばボディを綺麗に長く保てます。
コーティングしても油断禁物
コーティングをしたからといって、ケアが不要になるわけではありません。
- 定期的な洗車は続ける
- 洗車後は必ず拭き上げをする
- メンテナンス剤を定期的に使う
- シミが気になったら早めに対処する
コーティングはあくまでボディを守るための手助けです。施工後のケアを継続することで、はじめて効果が長続きします。
まとめ:コーティングは「業者選び」と「継続ケア」が全て
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 新車でも要注意 | 輸送中に汚れ・傷が付着している |
| 業者選び | 下地処理をしてくれる施工店を選ぶ |
| ディーラーコーティング | 下地処理なしのケースが多い |
| 撥水コーティング | 水滴のシミに注意が必要 |
| 施工時期 | 梅雨前(4〜5月)がおすすめ |
| 洗車方法 | 手洗いが理想。定期的な洗車機でもOK |
| 洗車後の拭き上げ | 必須。メンテナンス剤も活用する |
ボディの塗装状態を綺麗に保つためにも、コーティング自体はしておくべきです。ただし施工業者はよく調べて選ぶことが重要です。
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