ホンダ Super-ONE(スーパーワン)価格・スペック・補助金・N-ONE e:との違いを元ディーラー営業が解説

ホンダ Super-ONE(スーパーワン)価格・補助金・スペック解説のアイキャッチ 購入ガイド

「実質200万円台で買えるホンダの小型EV」

「N-ONE e:と何が違うの?」

「補助金を使えば本当にお得なの?」

こう感じている方は多いと思います。

ホンダの新型EVとして注目されているのが、Super-ONE(スーパーワン)です。

最大のポイントは、国のCEV補助金を使うと、実質負担額が大きく下がる可能性があることです。ホンダ公式のEV補助金案内では、国のCEV補助金として130万円、さらに自治体によっては追加補助金が交付される場合があるとされています。東京都の場合、ホンダ公式の例では国の補助金130万円に加えて、東京都のZEV補助金60万円が紹介されています。

ただし、EVは補助金だけを見て買うと失敗します。

重要なのは、

  • 自宅充電できるか
  • 補助金を本当に受け取れるか
  • 保険料がどう変わるか
  • N-ONE e:より維持費が高くならないか
  • 今の車をいくらで売れるか

まで含めて判断することです。

まずは今の車の買取相場を確認してみてください。

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この記事では、Super-ONEの価格・スペック・補助金・N-ONE e:との違いを、元ディーラー営業の視点でわかりやすく解説します。

Super-ONEとは?

Super-ONEは、ホンダの小型EVです。

N-ONE e:をベースにしながら、軽自動車規格を超えた小型乗用車として開発されているのが大きな特徴です。

N-ONE e:は軽自動車なので、出力は軽自動車の自主規制である64馬力に抑えられています。

一方、Super-ONEは軽自動車ではなく5ナンバーの小型乗用車です。そのため、BOOSTモード時には最大出力70kW、約95馬力まで引き上げられると報じられています。

さらに、Super-ONEには仮想有段シフト制御やアクティブサウンドコントロールが採用され、EVでありながらエンジン車のような走行感を演出するモデルとされています。

つまりSuper-ONEは、単なる移動用EVではなく、

軽快に走れる小型EVスポーツ

という立ち位置です。

価格・補助金|実質209万円は本当に安い?

Super-ONEの車両価格については、複数の自動車メディアで339万200円と報じられています。国のCEV補助金130万円が適用される場合、単純計算では実質209万200円です。

項目金額
車両本体価格3,390,200円
国のCEV補助金▲1,300,000円
実質負担額約2,090,200円

これはかなりインパクトがあります。N-ONE e:や軽ターボ車、コンパクトカーと比較しても、「補助金込みならかなり現実的」と感じる価格帯です。

ただし注意点があります。

補助金は、申請すれば必ず満額受け取れるものではありません。EV補助金は予算の範囲内で交付されるため、多くの場合は先着順で、受付期間内でも予算上限に達すると終了する点に注意が必要です。

つまり、Super-ONEを補助金前提で検討するなら、販売店で補助金対象・申請時期・予算状況を必ず確認することが大切です。

初期費用を抑えたいならリースも選択肢

補助金を使っても約209万円という価格が厳しい場合は、カーリースも選択肢になります。月額固定で税金・車検込みにできるため、初期費用を抑えたい方に向いています。

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東京都ならさらに安くなる可能性がある

EVは、国の補助金だけでなく、自治体補助金と併用できる場合があります。ホンダ公式の補助金案内では、東京都の場合、国のCEV補助金130万円に加えて東京都のZEV補助金60万円が例示されています。

この場合、単純計算では、

項目金額
車両本体価格3,390,200円
国のCEV補助金▲1,300,000円
東京都ZEV補助金の例▲600,000円
実質負担額約1,490,200円

東京都在住で条件を満たす人なら、実質150万円前後まで下がる可能性があります。

ただし、自治体補助金は地域ごとに条件・金額・受付期間が異なります。ホンダ公式でも、地方自治体の補助金は自治体によって有無や上限額、交付条件が異なると案内されています。

保険料は必ず確認するべき

Super-ONEは補助金後の実質価格だけを見るとかなり安く感じます。ただし、任意保険は補助金後の価格ではなく、車両本体価格や型式、車両保険金額などをもとに判断されます。

つまり、実質209万円で買えるとしても、車両価格としては約339万円クラスのEVです。

車両保険を付ける場合、保険料が軽自動車や安価なコンパクトカーより高くなる可能性があります。

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EVは車両価格が高めになりやすいため、購入前に保険料まで確認しておくべきです。「車両価格は補助金で安くなったけど、保険料が思ったより高い」というパターンは十分あり得ます。

主要スペック

項目Super-ONE
車両本体価格3,390,200円
航続距離WLTC 274km
バッテリー容量29.6kWh
最大出力70kW(約95馬力)
車両重量1,090kg
充電方式普通充電・急速充電対応

バッテリー容量は29.6kWhで、航続距離はWLTCモード274kmと報じられています。N-ONE e:の295kmより短いものの、日常使いでは十分な航続距離です。

片道20kmの通勤なら、往復40km。単純計算では、週5日で200kmです。通勤・買い物中心なら週1回程度の充電で足りる人も多いと思います。

外部給電にも注目

EVの魅力は、走るだけではありません。Super-ONEで外部給電機能を活用できる仕様なら、災害時やアウトドアでも大きなメリットがあります。

  • 停電時に家電を使う
  • キャンプで電源として使う
  • スマホやPCを充電する
  • 非常時の備えにする

EVは単なる移動手段ではなく、走る蓄電池として考えられるのが大きな強みです。

N-ONE e:との違い

Super-ONEを検討する人が一番気になるのは、N-ONE e:との違いだと思います。ざっくり言うと、

安さと軽の維持費ならN-ONE e:
走りの楽しさとパワーならSuper-ONE

項目Super-ONEN-ONE e:
車格小型乗用車軽自動車
価格3,390,200円約262万円〜
国の補助金最大130万円の可能性軽EV枠
航続距離274km295km
最大出力70kW(約95馬力)64馬力相当
維持費普通車基準軽自動車基準(有利)

N-ONE e:は軽自動車なので、維持費の面では有利です。一方、Super-ONEは普通車扱いになるため、自動車税や車検時の費用はN-ONE e:より高くなる可能性があります。

補助金後の購入価格だけを見るとSuper-ONEはかなり安く感じますが、維持費では軽自動車のN-ONE e:が有利です。

元ディーラー営業目線|Super-ONEの強み

Super-ONEの一番の強みは、EVなのに軽いことだと思います。

EVはバッテリーを積むため、どうしても重くなりがちです。しかし、Super-ONEは車両重量1,090kgと報じられています。小型EVとしてかなり軽量で、走りの軽快さに直結するポイントです。

EVは低速からトルクが出るので、街乗りではかなり気持ちよく走れます。そこに軽さとBOOSTモードが加わるなら、単なるエコカーではなく、運転して楽しいEVとして期待できます。

ただし補助金ありきの価格計算は注意

ここは強く言っておきたいです。Super-ONEは補助金込みで見るとかなり魅力的です。ただし、

  • 補助金は予算上限に達すると終了する
  • 年度によって金額が変わる
  • 自治体ごとに条件が違う
  • 申請タイミングが重要
  • 中古車や新古車は対象外になることが多い

という注意点があります。EV補助金は、国・自治体ともに条件や金額が毎年変わり、受付は先着順になることが多く、中古車や新古車は基本的に対象外とされています。

「補助金が出るはず」で商談を進めるのは危険です。必ず販売店で、現時点の補助金対象・申請条件・スケジュールを確認しましょう。

自宅充電環境の確認が最重要

EVを買う前に最も大事なのは、充電環境です。Super-ONEのような街乗り向けEVは、自宅充電できるかどうかで満足度が大きく変わります。

自宅で夜に充電できるなら、ガソリンスタンドへ行く手間がなくなり、かなり快適です。一方で、集合住宅・月極駐車場・屋外コンセントなし・管理組合の許可が必要・電気工事が必要という場合は、購入前に必ず確認が必要です。

EV充電に延長コードは使わない

ここは絶対に注意してください。

EV充電を市販の延長コードで済ませようとするのはおすすめしません。200V充電は大きな電流を長時間流します。一般的な延長コードを使うと、発熱・火災・漏電などのリスクがあります。

EVを自宅で充電するなら、専用のEV・PHEV充電用屋外コンセントを電気工事士に設置してもらうのが基本です。パナソニックのWK4322Wは、EV・PHEV充電用の15A・20A兼用接地屋外コンセントで、200V用、壁面取付、屋外・屋側設置用として案内されています。

EV・PHEV充電用の屋外コンセントはこちら:

パナソニック EV・PHEV充電用 接地屋外コンセント 200V WK4322B
※設置は必ず電気工事業者に依頼してください。自分での施工は禁止されています。

充電ケーブルホルダーもあると便利

自宅充電で地味に困るのが、ケーブル管理です。充電ケーブルを地面に置きっぱなしにすると、汚れる・雨で濡れる・踏む・断線リスクが増えるという問題が出ます。そこで便利なのが、EV充電ケーブルホルダーです。

充電ケーブルの収納・保護に:

EV・PHEV用 充電ケーブル収納ボックス(屋内屋外兼用)

自宅充電を毎日使うなら、ケーブルをきれいにまとめられる環境を作っておくとかなり快適です。

こんな人にSuper-ONEはおすすめ

✅ おすすめの人⚠️ 注意が必要な人
街乗り・通勤メイン(片道20km前後)自宅充電できない
自宅充電できる集合住宅で充電設備がない
補助金を活用したい長距離移動が多い
軽EVでは少し物足りない高速道路を頻繁に使う
走りの楽しいEVが欲しい軽自動車並みの維持費を期待している
災害時の電源としても活用したい数年で乗り換える予定

購入前にやるべきこと

Super-ONEを検討するなら、購入前に必ず次の3つを確認してください。

① 今の車の査定相場

補助金があるとはいえ、車両価格は約339万円クラスです。今乗っている車を高く売れるかどうかで、実際の負担額は大きく変わります。ディーラー下取りだけで決めるのではなく、買取相場を確認してから商談するのがおすすめです。

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② 補助金の最新情報

国のCEV補助金、自治体補助金の両方を確認してください。補助金は予算枠があり、申請タイミングによって受け取れない場合があります。

③ 自宅充電環境

EVは、自宅充電できるかどうかで満足度が大きく変わります。集合住宅の場合は、管理会社や管理組合への確認が必須です。戸建てでも、200Vコンセントの設置工事が必要になる可能性があります。

まとめ

ポイント内容
車両価格約339万円(3,390,200円)
国のCEV補助金最大130万円 → 実質約209万円
東京都併用例実質約149万円まで下がる可能性
航続距離WLTC 274km
バッテリー容量29.6kWh
最大出力70kW(約95馬力)BOOSTモード時
N-ONE e:との差パワフルだが維持費は普通車基準
最重要確認事項自宅充電環境・補助金状況・保険料

Super-ONEは、補助金込みで見るとかなり魅力的な小型EVです。ただし、補助金・充電環境・維持費まで確認してから買うべき車でもあります。特に自宅充電できる人にとっては、かなり面白い選択肢になります。

迷っているなら、まずは今の車の査定額と、自宅充電工事の可否を確認しておきましょう。

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