車を売るときに多い質問が、「車は何年で売るのがいい?」「走行距離はどれくらいまで?」「車検前に売るべき?」というものです。
この記事を読めば、自分の車をいつ売るべきかが数字で判断できるようになります。感覚ではなく根拠を持って売却タイミングを決められます。
💡 結論から言うと、中古車価格は「年数」と「走行距離」で大きく変わります。営業として多くの乗り換えを見てきた経験から言うと、一番多い乗り換えタイミングは5年前後でした。
この記事では、元ディーラー営業の視点で以下を解説します。
- 車を売るベストタイミング
- 年数による価値の下がり方
- 走行距離の節目
- 長く乗る場合の考え方
一番多い乗り換えタイミングは「5年」
ディーラーで一番多かった乗り換えタイミングは5年前後でした。
理由の一つが残価設定ローン(残クレ)です。多くの契約が5年契約になっているため、そのタイミングで乗り換える方が多くなります。
また車の状態としても、5年ほど経つとメーカー保証終了・タイヤ交換・バッテリー交換など、消耗品の交換が出てくるタイミングでもあります。そのため、初回車検は受けるが、その後乗り換えるという人が多い印象でした。
5年以上乗る人は10年以上乗る傾向
ディーラーで見ていた印象としては、5年以上乗る人は10年以上乗るというケースが多かったです。
7年以上乗っている方の場合、車の調子が悪くなった・事故をしたなど、やむを得ない理由で乗り換えるケースが多くなります。
10年を超えてくると査定価格はほとんどつかないケースも増えてきます。そのため新しい車を買う場合、ほぼ車両価格を全額負担する形になることもあります。
長く乗る方が安いケースもある
もちろん、10年以上大きな故障がなく乗れた場合は途中で乗り換えるよりトータルコストは安くなることもあります。
ただし問題になるのが予期せぬ修理費です。
営業時代、10年以上乗り続けたお客様が「エアコンとミッションが同時に壊れた」と相談に来られたことがありました。修理見積もりが50万円を超え、結局乗り換えを選ばれました。長く乗ること自体は悪くありませんが、修理費が突然まとめてやってくるリスクは現実にあります。
個人的には、予測できない大きな修理費が発生するより、安全性能・快適性能が向上した新しい車に定期的に乗り換える方が安心だと考えています。
走行距離の節目は査定が下がりやすい
中古車市場では次の距離が一つの目安になっています。
- 3万km
- 5万km
- 10万km
この距離を跨ぐと買い手の印象が変わるため査定額が下がる傾向があります。例えば49,000kmと51,000kmでは査定額が変わるケースもあります。
海外輸出向けの車両では距離がそこまで問題にならない場合もありますが、国内中古車市場では距離の節目はかなり影響します。
修理が増えるタイミング
修理や消耗品の交換が増えるのは5年目以降の印象です。例えばタイヤ・バッテリー・ブレーキなどです。
ただし大きな修理費がかかるケースは10年前後という印象です。最近の車は昔より故障が少なくなっていますが、それでも10年を超えると大きな消耗品の交換が出てくることがあります。
リセールを意識するなら5年以内
個人的におすすめしているのは、リセールバリューの良い車を選び5年以内で乗り換えるという方法です。
この方法だと、以下のメリットがあります。
- 下取り価格が残りやすい
- 新しい車に乗れる
- 大きな修理リスクが少ない
もちろん気に入った車を長く乗るのも車の楽しみ方の一つです。ただ売却価格も考えるなら、5年前後が一つの目安になります。
まとめ|車を売るタイミングの目安
車を売るタイミングの目安は次の通りです。
年数の目安
- 5年前後:乗り換えが最も多い
- 7年以上:故障などで買い替えが増える
- 10年以上:査定がつきにくい
走行距離の目安
- 3万km・5万km・10万kmの節目を跨ぐと査定が下がる傾向
車は大きな資産です。売却タイミングを意識することで数十万円の差が出ることもあります。
乗り換え時は自動車保険の見直しも忘れずに。無料の自動車保険一括見積もりサービスで比較するだけでも、年間数万円の節約につながることがあります。
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